南砺市 男児産み分け 鴻の貴水(こうのきみず)

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今回は南砺市利賀村にある、ここの水を飲むと男児が生まれやすいと昔から伝えられている湧き水について紹介します。

男児が生まれやすい湧水とのことですが、あまりこだわらず日本で初めてのそばの資料館「そばの郷」を見学し、その後近くを散策したついでに湧水「鴻の貴水」に立ち寄ってみられるのはいかがでしょうか?

 

南砺市 男児産み分け 鴻の貴水 こんこんと湧き出る貴水

坂上から山越えて上百瀬に抜ける道 村道坂上・上百瀬線は、つづら折りで未だ完全に舗装されていません。

坂上にある「そばの郷」からその道を約2.5キロ程上って行くと、道の縁に「鴻の貴水」がこんこんと湧き出ています。水量は夏も冬も一定の量が出ており、水は冷たくて美味しい。

側には樹齢300年の沢胡桃がそびえ、目印となっています。

標高700メートルの場所で、一帯は手付かずの自然が残る望ヶ原原生林で、ミズナラが茂っている。かつて「鴻の貴水」の周囲は、沢山の菖蒲が咲いていたとされ、菖蒲田の名で呼ばれて来た。

 

南砺市 男児産み分け 鴻の貴水 一服するのにぴったりの場所

古来からこの水は村人達に珍重されてきました。

焼き畑農業によって山肌で穀類を作ったり、炭を焼いたりしていた時代には、作業の合間に喉を潤す飲料水として飲まれたと思われます。

また、坂上から上百瀬までを歩く際には、丁度一服するのに良い水飲み場で、疲れた体をしばし休めて、峠越えに向かって行ったと云う話も伝えられています。

 

南砺市 男児産み分け 鴻の貴水 男児水共呼ばれる

この水は、男児水とも呼ばれ、飲むと良く男の子宝に恵まれると言い伝えられています。

実際にどの程度の御利益が有るのかは分からないですが、赤ちゃんを運んで来る鴻の鳥(コウノトリ)伝説に絡め、鴻の貴水とも称されるのはその辺の事情に由ります。

ただ、この水に長年親しんで来た坂上では、以前から男子の誕生が目立っているといいます。

数年前には、地元の有志が水の湧く地点に石をきれいに配置して水飲み場として整備し、いわれを記した立て看板も設置して村の名所の1つとして大切にされています。

これまで、村外向けに紹介された事はなく、知る人ぞ知る存在となっていましたが、最近は散策に訪れた人がよく立ち寄るようになりました。

 

南砺市 男児産み分け 鴻の貴水 桂の巨木がそびえる

鴻の貴水から少し谷に入ると、天然記念物の「坂上の桂」があります。樹齢600年で、その幹周りなんと5.6メートル!

利賀村に現存する最大の桂で、根が谷を跨ぐ様に数本に分かれ、幹は4本と云う珍しい姿をしています。

 


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