まだまだ気が抜けない熱中症対策

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もう八月も半ばを超えましたし、お盆は比較的過ごしやすい日が多かったように感じますが気象庁のホームページを見ると晴れの日は少ないようですが、平均気温が高い確率の高い地域がまだまだあるようです。

「暑さ寒さも彼岸まで」という有名な慣用句が示している通り、秋分(お彼岸の中日)までは真夏日や熱帯夜になる可能性もあります。暑さが落ち着くまでは、まだまだ熱中症の危険があちらこちらに潜んでいます。

日差しが和らいで気持ちよく過ごせる気温になるまでは、しっかりと熱中症の予防と対策をして暑さを乗り切りたいものです。

 

 

まだまだ気が抜けない熱中症対策 熱中症にならないための予防と対策

熱中症は条件次第で誰もがかかる危険性があります!

ですが、きちんと対策をしていれば防ぐこともできるものでもあります。

熱中症は重症化すると命にも関わるくらい大変なダメージを体に与えますから、きちんと対策をして夏を乗り切りたいものです。

 

普段の生活から気をつける

  • 水分をこまめに摂る・・・・のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をする。
  • 塩分を適度に摂る・・・・・・特に大量の汗をかく場合は、塩分補給をします。ただし摂り過ぎには注意。
  • 睡眠をしっかり取る・・・・エアコンなどで就寝時の熱中症も防ぎながら、しっかり睡眠が取れる環境を作る。

他には、バランスの良い食事に気をつけたり、適度な運動も取り入れて丈夫な体を作ることも大切なポイントになってきます。

 

まだまだ気が抜けない熱中症対策 熱中症を常に気にする習慣をつける

気温と湿度

熱中症の危険度は1954年にアメリカで提案された指標である、暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature〔湿球黒球温度〕)が使われます。これは、人体と外気との熱のやり取り(熱収支)に着目した指標になっており、人体の熱収支に与える影響の大きい気温・湿度・輻射熱(地面や建物・体から出る熱)の3つを取り入れた指標となっています。

図1:WBGTと気温・湿度の関係-気温と湿度が交差するところがWBGT値(WBGTも気温と同じ摂氏[℃]で表示されます)

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図2:日常生活における熱中症予防指針-日本気象学会「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3確定版より

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上の図からもわかるように、気温が同じでも湿度が高いほうがより熱中症の危険が高くなります。それは、湿度が高い場所では汗が蒸発しにくく体から外へ熱を放出する能力が減少してしまうためです。

 

室内温度・湿度

日本の平均湿度を見ると6~7月の間は70~80%となっています図1の表でみると、湿度が70%の場合では気温が26℃になるともう熱中症の警戒レベルになります。

冷房の設定温度は28℃が目安といわれていますが、湿度が高ければ汗が蒸発しにくく暑く感じます。除湿機やエアコンの除湿機能、または扇風機なども利用しながら室内の湿度を70%未満にすることもポイントとなってきます。昨今では節電の観点から室温を下げすぎないようになどと言われていますし、室温も28℃以下にと書かれていることも多いですが、温度にこだわらず暑さを無理に我慢せず室温を適度に下げることが大切です。

また、夜間も熱中症のリスクは高くなっています。就寝時も冷房を利用することをお勧めします。エアコンの送風口を直接体に当たらないように調節をして、体が冷えすぎないように注意することも大切です。質の良い睡眠をとることも熱中症を防ぐための大切なポイントとなります。

 

帽子・衣服・冷却グッズなど

帽子や日傘などを利用して直射日光を避けます。衣服は麻や綿など通気性の良い生地や吸水性・速乾性に優れた素材を選ぶことがお勧めです。他にも、熱中症対策のための冷却グッズなどを利用しましょう。

 

 

まだまだ気が抜けない熱中症対策 体を効率よく冷やす方法を覚えておく

外で長時間過ごさなくてはいけない場合や軽度の熱中症に対する応急処置として覚えておきたいのが、効率よく体を冷やす方法です。

首筋(首の両外側・頚動脈)やわきの下、足の付け根などは体の表面から近い場所に太い血管が通っています。その血管を直接冷やすことで体を効率よく冷やすことができます。ただし、氷や保冷剤を直接肌につけると低温やけどの恐れがありますので、タオルにくるむなどして冷やします。

 

 

まだまだ気が抜けない熱中症対策 「水分の補給だけ」では不十分!

高温多湿の環境で長時間(30分以上)過ごし、大量の汗をかくと体内の水分だけでなく塩分やミネラルも奪われます。そこに水分だけ補給しても、血液中の塩分やミネラルの濃度が低くなり熱中症の症状が出ることが予想されますので、ただ水分を補給するだけではなく、塩分も一緒に補給することが大切です。

また、長時間のスポーツや労働などで失われた糖分を補い、エネルギーを補給するためには手軽に塩分や糖分を一緒に補えるスポーツドリンクなどでこまめに水分補給をすることで熱中症を予防します。ただし、カフェインの入った飲み物は利尿作用が強くなるので避けたほうがいいでしょう。

塩分の補給には、塩分を含む飴やタブレット、梅干などがいいでしょう。また自分で手軽に作れる食塩水(目安として、1ℓの水に対して1~2g の食塩を加える)もいいでしょう。

 

まだまだ気が抜けない熱中症対策 暑さから身を守ろう!

高温多湿の中でのスポーツや労働作業、空調設備の整っていない環境で過ごさなくてはいけない場合は、熱中症の危険から身を守るための行動を起こすことが必要です。

  • 飲み物を持ち歩く・・・・・・・水筒などをいつも持ち歩き、すぐ水分補給できるようにする。
  • 休憩をこまめにとる・・・・・炎天下の中で活動するときは、こまめに休憩をとり無理をしないように気をつける。
  • 熱中症指数を気にする・・・テレビやWEBなどで公開されている熱中症指数で、熱中症の危険度を気にする。

 

 

まだまだ気が抜けない熱中症対策 まとめ

いかがでしたでしょうか?

熱中症は、誰もなる可能性のある症状です。ですが、重症化すると命の危険も伴うとても恐ろしいものでもあります。

こまめな水分・塩分補給やなるべく涼しい場所での休憩などをとり、決して無理をせず少しでもおかしいと思ったらすぐに申告して早めに対処することが重要です。

しばらく涼しい日が続いても、急に気温が上がることもある時期です。お互いに気をつけて、秋を迎えたいものですね。

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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