スポンジワイプというものを、ご存知でしょうか?
北欧生まれのキッチン用品なのですが、普通の布巾として、または、洗った食器を置いたり、拭いたり、あるいは洗った野菜を置いたり。。。吸収力抜群のキッチンアイテムです。
そして、北欧生まれだけに、デザインもおしゃれなものが多いのです!
そんなスポンジワイプについて紹介したいと思います。
目次
かわいい!便利!スポンジワイプ スポンジワイプとは?
スポンジワイプはセルロース70%、コットン30%の混合素材からできています。
セルロースとは、植物細胞の細胞壁や植物繊維の主成分のことで天然高分子です。コットンも94%程度はセルロースで構成されています(コットンの繊維には少量の水分を含んでいます)
セルロース100%で作ったらいいのでは?と思われるかもしれませんが、それでは完全に乾いたときに割れてしまうため、コットンを混ぜて補強してあるのです!
乾いているときはダンボールのような質感ですが、少し水に濡らすと抜群の給水力を発揮するのが特徴です。
スポンジワイプは1949年にスウェーデンで開発されたといわれています。素材は「セルロース70%・コットン30%からなる新素材」で、この新素材は自重(本体の重さ)の約15倍の水を吸収することができ、200回以上再使用することができます。また、脱水力が高いので、簡単に絞ることができ、速乾性もあります。
かわいい!便利!スポンジワイプ その魅力!
吸水力が凄い!
タオル(綿100%)の約4倍の吸水力があるといわれています。なぜそんなに吸水力があるかというと、スポンジワイプの表面には気孔があり、この気孔がたくさんの水分を吸収するからです。
脱水力が高い!(水切れがいい)
脱水力が高く、片手で簡単に絞ることができます。スポンジワイプはねじって絞らず(ねじりには弱い性質です)、たたんでぎゅっと握るだけで大丈夫です!
煮沸消毒ができる!
スポンジワイプは先述してあるとおり、セルロースとコットンから作られています。セルロースは植物繊維の主成分であり、熱に強いため煮沸消毒ができます。
乾くのが早い!
スポンジワイプの繊維にはたくさんの気孔があるため表面積が大きくて乾燥しやすいというメリットがあります。
丈夫!
洗濯機で繰り返し洗っても破れません。なぜなら、スポンジワイプは2種類の素材が細かい網目のようになっている構造のため、耐久性があります。
毛羽立たない!
繊維や拭いた跡が残らないので、グラスを拭いたり、ガラス掃除などにもストレスなく使用できます。
エコ!
スポンジワイプは天然の素材でできているため、土に埋めると微生物に分解され、土へ還ります。
かわいい!便利!スポンジワイプ デメリット
一度濡らすと、反りやうねりが出る
ハンガーなどにかけて干すと、そのままの形で硬くなります。また、なるべく真っ直ぐになるように形を整えて干しても反りが出たり、シワになったり、うねりが出たりします。濡らせば元通りに使えますが、一度水を通したものは買ったときのような真っ直ぐな状態での保管は難しいです。
乾いた状態では、吸水しない
完全に乾いた状態のスポンジワイプはほとんど水分を吸い取りません。水に濡らして絞った後出ないと吸水力が発揮できないので、飲み物をこぼしてすぐに拭きたいときなどには対応しづらい面もあります。
汚れがつきやすい
スポンジワイプは汚れも吸い込みやすく、落ちづらい面もあります。煮沸消毒や漂白剤での漬け置き洗いができますが一度付いてしまった汚れは落ちにくいようです。
価格が高い
普通のふきんと比べるとサイズも小さめなのに、価格が高いです。
かわいい!便利!スポンジワイプ キッチン以外にも使えます!
スポンジワイプは、キッチンで使う布巾として販売されていることが多いですが、アイディア次第ではいろんなことに使える便利なアイテムです。
汚れが付いてしまったキッチンワイプは、雑巾として床を拭いたり、毛羽立たないので窓掃除やお風呂場や洗面所の鏡を拭くのにも使えます。また、洗車した後の水気の拭き取りにも使えます。
他には、おしぼりとして使用することもできます。
また、デザインが可愛いものが多いのでインテリアとしてフレームなどに入れて飾ったりもできます。
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かわいい!便利!スポンジワイプ 最後に
最初はデザインのかわいさに惹かれたスポンジワイプでしたが、かわいいだけではなくキッチンから始まり、汚れが気になるようになれば、拭き掃除をするときに使え、最後は土に還すこともできるエコな素材のスポンジワイプ。
アイディアが豊富な方ならもっとたくさんの使い道があるかもしれません。
素材としてもおもしろいものだと思いますので、一度手にとられてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ペット用のスポンジワイプもありました!
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