富山 旬の頃のホタルイカ 身投げ情報 ホタルイカすくいについて

hotaruika

今回は、私の住まいである富山から、ホタルイカについてです。3月の半ばから、4月になると本格的なシーズンが開始します。

夜になると地元はもちろんですが、色々な県から家族ずれや観光で訪れる人が多くなっています。

最近のニュースでは、滑川のホタルイカ漁の見学ツアーが中止になってしまいました。

非常に残念でしょうがありません。これは、舟に乗って実際にホタルイカ漁を見学して、ホタルイカを食べたりすると言う観光です。

夜に開催される観光なので、非常に人気が高く、私も行きたいと思っていたぐらいです。

また、釣りでは、ホタルイカが海岸に接岸するので、夜の釣りではシーバス、クロダイが狙えるようになります。

夜、ホタルイカルアーを投入して、釣りをしてみるのも楽しいですね。

 

富山 ホタルイカ 情報 富山湾のホタルイカについて

富山湾のホタルイカは普段、水深約200メートル~700メートルの深海に生息しています。

春から初夏(3月~6月上旬)までが産卵期で、夜になると海岸近くまで産卵のために大群となって集まってきます。
富山市常願寺川河口から魚津港までの約15キロメートル、満潮時の沖合1260メートルまでの海域はまでの海面は、「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。

 

富山 ホタルイカ 情報 発光の仕組みと理由

産卵のために集まったホタルイカの大群が、いっせいに幻想的な青白い光を放つ光景は、富山湾の春の風物詩となっていますが、ホタルイカはなぜ海の中で光をはなつのでしょうか?

『ホタルイカが光る仕組み』

ホタルイカは、体に備えた発行器が発光物質や酵素を含んでおり、これらが化学反応(シフェリン・ルシフェラーゼ反応)を起こすことで海の中で光を放つことができるのです。

これは、ホタルやチョウチンアンコウが発光するのと同じ仕組みですが、体の一部を発行させるホタルやチョウチンアンコウと違い、ホタルイカは腕・腹側全面・眼球の側に発行器があるので、ほぼ全身が光を放っているように見えます。

『ホタルイカは何のために光るのか』

一番大きな理由は、外敵から身を守るためです。
もし、ホタルイカが光らなければ、海中に差し込む光によって影絵のようにその姿が浮かび上がり、敵に狙われやすくなります。
しかし、海に差し込む光と同じ程度にホタルイカが光れば、存在を目立たなくさせることができます。

他にも、仲間を識別したいときや、外敵に強い光を浴びせ目をくらませたりするときもホタルイカは光ります。

 

富山 ホタルイカ 情報 身投げとその条件

ホタルイカの身投げとは、産卵のために海岸付近に来ていたり、産卵を終えたホタルイカが波によって海岸に打ち寄せられることをいいます。

この、ホタルイカの身投げは、ホタルイカが大量に海岸へおしよせる富山湾ならではの現象ですが、海岸線の砂浜に長く続く身投げしたホタルイカの青白い光はとても幻想的で、言葉を失うくらい神秘的な光景です。

『ホタルイカの身投げの条件』

ホタルイカの身投げは、旬の期間中いつでも見られるというわけではありません。

では、その条件とは!

新月の前後2日程度
深夜から未明にかけての満潮
日中晴れて海面が雨水や川の淡水で濁っていない

陸から沖に南風が吹く
波が穏やかな日

上に記した条件が揃うと、ホタルイカの身投げが起こりやすいといわれています。特に「新月」の夜というのが、身投げの確立が高くなるそうです。

理由は、ホタルイカは月の光を目印に、自分の位置を把握しているといわれており、月明かりのない新月の夜は方向を見失い、住処である深海へ戻ることができなくなるからといわれています。

 

富山 ホタルイカ 情報 ホタルイカすくい

条件の厳しい「ホタルイカの身投げ」ですが。

せっかく、条件があっても打ち上げられたホタルイカは大量に砂をかんでいるため、食べることはとてもできません。

そのため、ホタルイカの身投げが起こった日は、砂浜に打ち上げられる前に、少し海に入っていってホタルイカを捕獲したり、付近の堤防などから掬ったりしている方がいますが、これを「ホタルイカすくい」といいます。

ホタルイカすくいには、必要な許可証などはなくどなたでも気軽に楽しむことができます!

必要な道具は、堤防から掬う場合は、長めの柄のついた網(網目の粗さが10ミリ程度のもの)と明るめの懐中電灯、海に入ってすくう場合は、網とヘッドライト、胴付きの長靴です。

この方法は後で説明します。

後は持ち帰るときに必要なクーラーボックスや氷程度です。

光に集まってくるので、網が届く足場でライトを照らしている方もいます。

ただし、初春のしかも夜中から明け方にかけての海は冷えますし、新月ともなると周りも真っ暗で危険が伴いますので、防寒や安全対策は大事です!

 

富山 ホタルイカ 情報 ホタルイカすくい 場所

ホタルイカは富山湾全域で掬うことができますが、特に富山市から魚津市にかけての湾岸沿い、中でも神通川から早月川の河口周辺は比較的ホタルイカの身投げが発生しやすい場所とされています。

中でも四方港が人気のスポットだとか。

海水浴場では、前述にもあるとおり砂をかんでいる可能性が高く食用には向きませんが、ホタルイカの放つ青白い光を楽しむことができます。

そのため、砂をかんでいないホタルイカをすくう場合は、砂の無い場所ですくうようにすると美味しく食べられます。

例えば、港の湾内や海岸が工事されていてコンクリートになった階段の部分などです。

(撮影をする場合は、人が多くいる場所では、懐中電灯などの明かりが邪魔をして撮影には向かないかもしれません)

漁港近くの堤防では光を楽しむことはあまりできないかもしれませんが、食用にできるホタルイカをすくうことができます。

曜日によって、すくえる時とそうでない時がありますので、ご注意してください。

富山 ホタルイカ 情報 ホタルイカすくい 必殺技

さて、ここまではスタンダードであり、みんな地元では良くみられる光景です。ホタルイカは接岸率によって捕獲できるかどうかが、かなり重要なポイントです。

海岸に隣接はしているものの、満潮や干潮、大潮の時や月の満ち欠けによって随分と差がでます。

そこで、せっかく県外からやってきても、坊主で終わる可能性もあります。

坊主で終わるというのは、一匹もとれなかったと言うことです。

どうしても取りたい場合は、少し海水に使って長いタモで取ると簡単に取れてしまうことがあります。

その時に、ウェイダーとタモは必ず用意するようにしましょう。

水につかり、ライトを照らしながら水面を確認すると、ホタルイカが見えますので、そこの部分をすくうようにすると、取れる場合があります。

岸からよりも確実に捕獲率は上がります。できれば、救命胴衣も忘れずにつけるようにしましょう。

(危ないので)

また、水に入るときは足場も確認するようにしましょう。いきなりズボッとハマる場所がありますので十分に気を付けるようにしましょう。

食べる時は、目と口と背骨を抜いて食べると、おいしく食べられます。

刺身は醤油で良いですが、ボイルは酢味噌がおいしいですね。

最近では、わさび酢味噌というものもスーパーで発見しましたので、購入して食べてみるとおいしいです。

 

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